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成都観光スポット 寛窄巷子


成都の三大歴史文化保護地区(寛窄巷子、大慈寺、文殊院)の一つで、成都市中心部の天府広場から西に約1kmの場所にあり、南には蜀都大道の金河路、東には長順上街、西には下同仁路の間に位置しています。成都市中心の天府広場から西に約1キロ余、蜀都大道の金河路の北に位置し、長順上街(東)下同仁路(西)に東西を挟まれた、寛巷子と窄巷子という小街路があります。この辺り一帯は清朝時代に満州八旗の居住したところ(少城と称していました。寛窄巷子は古代から残された横町で、濃厚な歴史文化を持つほか、しっかり整えられとてもおしゃれな所で、上海の新天地と似ていますが、雰囲気はちょっと違います。寛窄巷子は三つの巷子(横町)からなり、それぞれは寛巷子、窄巷子、井巷子です。

古代の建築を真似して建てられた錦里と違い、寛窄巷子は本物の古代建築です。中国の西南部にありながら、北方の建築様式です。これはなぜでしょうか? 清の康熙の時代に、康熙皇帝はチベットを鎮めるため北方の兵士を派遣しました。その後、千人ぐらいの兵士を成都に駐屯させました。寛窄巷子はその兵士たちによって、多くは四合院の建築様式で建てられました。ですから、ここは中国南方で北方の建築を最も保存してきた所となりました。寛窄巷子は、武候祠よりも成都の中心部に近い場所にあります。清の康熙帝の時代(1718年)、兵士の駐屯地として作られた「巷子(シャンズ)」を再開発したところです。古い町並み風の通りを作り、そこにスターバックスをはじめ、カフェやお土産物屋さんが軒を連ねています。錦里はお土産物や軽食など、小さな屋台やお店が多く、ごちゃごちゃ感がありますが、寛窄巷子は、もう少し大きな店舗のカフェやお土産物屋さんが多く、こちらのほうがおしゃれな雰囲気です。

寛窄巷子は成都で唯一残された清の時代の街で、南方の四川西部の住家の特徴を持ちながら、北方の満蒙文化の粋も含んでいます。寛窄巷子は成都の歴史と変化の証人です。今の寛巷子には街内で最も多くしかも無傷である古い建築が集まっており、20軒余りの特色を持つ住宅があり、大部分は昔のままで残され、ほかの二つの巷子(横町)より古代の風情に富んでいます。ここは成都ののんびりした生活の見本だといえます。お茶を飲んだり、本場の四川料理を食べたり、成都の風土や人情を体験できます。

もともと寛窄巷子には、伝統家屋の四合院造りの家があったようですが、現在は、古く見せかけているけれど、新しい立て直した建物ばかりで、本当の古い町並みはなかなか見つかりません。古い町並み巡りというよりも純粋に買い物とカフェを楽しむのがおすすめです。灰色の煉瓦で作った家屋の町並に溶け込むようなレトロな外観のスターバックスもありますよ。寛窄巷子も錦里も観光客が多すぎて、正直言って、騒々しいです。ひなびた古鎮好きの人にはあわないかもしれませんが、新しい成都の顔のひとつです。成都に行ったら、一度、行ってみませんか!

寛窄巷子は成都市経済と文化の発祥地でもあり、昔ながらの生活風情を隙間見せてくれます。清の時代に建てられた33筋の兵士巷子の内に残った寛巷子と窄巷子の二つの小道の総称で、その間にある45の明?清時代の四合院や西洋風の建築物が残るレトロの町並みです。南方地域では唯一この場所で北方の胡同文化と建築様式を見ることができます。

寛巷子は古成都の「暇な生活」様子を表しています。人々がそこに住みながら商売をやっていますが、老茶館や本場四川料理を出しているレストランなどもあります。窄巷子は古成都の「ゆったりした生活」風情を息づくことができ、西洋風のレストラン、喫茶店、軽食店などが軒並んでいます。井巷子は寛窄巷子と違って、成都人の新しい生活が登場し、バー、夜店、甘味店、小売店、レストラン、娯楽施設などが若者の人気を呼んでいます。



 




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