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成都観光スポット 杜甫草堂


詩聖として名高い唐の大詩人杜甫(712〜770年)は、安史の乱を避けて、都長安から移り住み、成都に避難することになった。翌年からは友人の助けを得て、成都の西郊外、浣花渓(かんかけい)のほとりに庵を建てた。その後、杜甫は4年あまり成都に住み、240編以上の詩が作り、その生涯でもっとも充実した時期をここで過ごしたとも言われている。春の雨、錦官城(成都)の花を詠んだ.春夜喜雨はこの草堂から生まれた詩だ。

創建当時の建物はすぐになくなり、北宋時代に草堂があった場所に祠堂が建てられ、規模が徐々に大きくなっていった。現在の建築群は1811年に修建されたものが元になっている。草堂の中心は詩史堂で、両側に陳列室となっている。二部構成になっており、杜甫の生い立ちと現代に与えた影響に分かれている。このほかに草堂博物館があり、こちらには杜甫研究に有用な資料が多く収蔵されている。

759年から約4年間、安禄山の乱を逃れた杜甫が樹齢200年以上の柏の木の下に仮小屋を造り、質素な生活を送った場所。彼の全作品1400首のうち代表作を含む247首がここで生まれた。唐の末、杜甫を記念するために仮小屋の跡に草堂が建てられ、明代に再建されて今日に至る。今も杜甫草堂はひっそりと竹林の中に質素なたたずまいを見せている。草堂書屋には古今の杜甫詩集などの書物が展示されている。



 




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