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成都観光スポット 街子古鎮

街子古鎮は、成都から西に約57キロの崇州市の西に位置し、世界遺産の青城山の後山にも隣接しています。古鎮の歴史は古く、五大十国時代には、味江(河)の河畔にあったので横渠鎮と呼ばれていました。木造家屋に黒い瓦屋根のひなびた町並みが美しく、街子古鎮の写真集も出ているほどです。ただ、2008年のブン(さんずいに文)川大地震で大きな被害を受けたので、その後、修復や再開発によって街並が変わってしまっているかもしれません。成都の茶店子バスターミナルから1時間半かけて街子古鎮に行くと、予想通りの展開でした。古鎮の入り口は、昔風の町並みを再現した商店街になっていました。

街子古鎮は、ブン川大地震が起きるまでは、ひなびて静かな古鎮だったのでしょう。その後、地震の被害を受けた建物を修復し、2010年には「四川最美古鎮(四川で最も美しい古鎮)」に選ばれ、その年の終わりには「国家4A旅游区」に認定を受けました。それだけに観光地化は進んでいますが、戸数9765戸、人口31756人もいる大きな古鎮です。古く見せかけた建物が並ぶ商店街もあれば、本当に昔ながらの町並もまだまだ残っていて、両方が混在しています。観光地化されている分、古鎮グルメを楽しめるお店も多く、成都からの日帰り旅行にはもってこいです。さらに観光地化が進むと「やりすぎ感」が漂ってきますが、今はちょうどぎりぎりのところで踏みとどまっている感じと言えます。

この新しい商店街は、「葉児(イエアー)バ(米へんに巴)」や「老臘肉(ラオラーロウ)」などの名物を売るお店が並んでいて、つまみぐいにはもってこいです。商店街をズンズン歩き、味江に面した広場に出ると、清代の道光年間に建てられた宇庫塔があります。六角形、五層の宇庫塔の上部4層には「白蛇伝」などの壁画が書かれています。この宇庫塔の横に伸びている商店街が正真正銘の古い商店街です。今にも倒れそうなほど傾いた家や長い年月を感じさせる柱や梁に歴史を感じます。年季が入っているどころかボロボロの商店街ですが、ここでも名物を売るお店が営業中です。街子古鎮は、ひなびた古鎮というより、商売で元気いっぱいの古鎮と言った感じです。

中国四川省成都市にある街子古鎮で撮影した時に配られた散歩用の日傘。古鎮(伝統的な街並み)と日傘は絵柄としても相性が良いです。傘独特の装飾はアジア人だけではなく、ファッションとして欧米の方にもよく似合い、とても好評でした。

 



 




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