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成都観光スポット 武侯祠


成都市市内にある三国時代の蜀漢の宰相ー諸葛亮(孔明)を祭った社。6世紀ごろから建てられ始め、明代には隣接する主君ー劉備玄徳の陵墓、漢昭烈廟と併合された。孔明の贈り名である忠武侯にちなむ武侯祠として親しまれている。戦火のため、現存する建物は清代康熙の1672年に再建されたものだ。成都武侯祠は中国一番有名な三国遺跡博物館、唐代の著名宰相裴度が作った碑文、書法家柳公権が書いた書、名匠魯建が彫った"ものが三絶碑"と呼ばれている。

三国時代の蜀の丞相?諸葛亮やその主君劉備などを祀る武侯祠の「武侯」とは「忠武侯」と諡号された諸葛亮を指し、彼を祀る霊廟を意味する。しかし、後世に『三国志』や『三国志演義』などで、諸葛亮以外の蜀漢の武将や家臣、さらに主君である蜀の先主?劉備や後主?劉禅なども祀られるようになった。劉禅は「亡国の暗君」とみなされたため、南宋の頃に廃祀された。223年に劉備の陵墓である恵陵が造営され、劉備の霊廟も造営された。成漢の李雄は武侯祠を造営し、今の場所に移した。現在のような諸葛亮と劉備を祀る霊廟に整備されたのは明朝の頃である。

現在の遺構は清朝の頃のものであり、「成都武侯祠博物院」として1961年に中華人民共和国全国重点文物保護単位に指定されている。霊廟内には関羽?張飛などの蜀漢の武将の塑像が並び、奥に諸葛亮の塑像や劉備の塑像がある。いずれもが後世の製作で、『三国志演義』によって形成されたイメージに基づくものである。

 



 




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