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ウルムチ観光スポット 楼蘭古城

 

1900年、スウエーデンの探検家ヘディンによって発見された楼蘭国の都クロイナの城跡である。楼蘭はシルクロードの西域南道と西域北道の交差点として栄えた国で、最盛期には東西の物資や文化が行き交い相当な賑わいを見せたと言われている。445年、北魏によって滅ぼされ、その後ロブノールの移動とともに砂の中に埋もれ、630年以降は  忘れ去られた街となってした。正方形の形をした城壁は1300mほどあり、その中には  水路や住居跡が残っている。また周囲には仏塔や烽火台も古墳群が確認できる。1927年、その古墳群から若い女性のミイラが発見された。現在そのミイラはウルムチの自治区博物館に展示されている。

楼蘭は、漢代では西域の36国の一つであり、タリム盆地の東端にあるシルクロードの中枢の区間である。当時、シルク貿易は古代タリム河の下流にあり、古代ロブノルに臨む楼欄オアシスにはつらつたる生気をもたらした。発見された楼蘭古城はローチャン県のロブノル西岸にあり、初めは楼蘭国の都だったが、後に魏、晋と前涼の西域長史が管理するとことなり、漢代は西域南部へ行く時必ず通るところで、東西文化交流の面で重要な役割を果たしたことがある。

楼蘭古城遺跡は20世紀初頭にスウエーデン人探検家のヘデンによって発見された。ロプノール西岸に残る都市跡で、シルクロードにおける、東西文化交流を考察する上でも重要な遺跡である。城壁は周囲1317M、ほぼ正方形をしている。城内には居住や水路の跡が残り、クシャーナ朝の貨幣、漢文やカローシュテイー文字で書かれた文書、ガラス製品など様々な文化財が出土している、また、城郭の周辺には高さ10Mの仏塔をはじめ、烽火台、古墳群なども残っている。

 



 




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