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ウルムチ観光スポット 烏爾禾魔鬼城

 

烏爾禾魔鬼城は又、モーグイチョン又の名をウルホ風城といい、カラマイ市から西南に100キロ離れたジュンガル盆地北西部のチャムス河下流にあるウルホ鉱区に位置する。独特の風食地形を呈し、その形があまりに奇怪なために地元住民やモンゴル人はスルムハクと呼び、カザフ人はシャイタンクルシと呼ぶ。どちらも鬼の城という意味である。

魔鬼城の縦横の距離は5km以上あり、面積は約10平方キロメートル。海抜は約350m。ここは1億年ほど前の白亜紀には巨大な淡水湖で、湖岸には植物が生い茂り、湖にはウルフ剣竜や首長竜、恐竜、ジュンガル翼竜などの古生物が棲息していた。当時は水生物が集まる楽園だったのだが、2度の地殻変動により湖は砂岩と泥岩に覆われた陸地の砂漠となってしまった。

遠くから風城を眺めると、さながら中世ヨーロッパのお城のようである。大小様々なお城が立ち並び、高さも皆まちまちである。この地は千年以上も雨風にさらされるうちに削られ、地面に深さの違う穴ぼこができ、そのむき出しの石の層が狂風に削られて奇怪な形状を作り上げたのである。あるものは恐ろしい形相をした怪獣のようだし、あるものは凹凸のはっきりした高くそびえる古城のようだ。またこちらのはあずまやと楼閣のようで、あちらのは雄大な宮殿がそびえているようである。
  
なかには一つとして同じものはなく、人々の空想をかきたてる。また起伏の激しい山の斜面には真紅やコバルト色、純白、橙色の石が散らばっており、これが神秘的な色合いをいっそう強めている。風城はちょうど風の通路にあり、四季を通じて風が強い。そして風が吹くと砂利が飛び交い、天地が暗くなっておかしな影が行き交う。風が奇怪な石の間を吹き抜けるときに発する耳を刺すような音は、まるで狼やトラの叫びにも似て、これが月明かりの物寂しい夜であったりすれば、なおさら恐ろしさが倍増する。

 



 




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