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哲蚌寺(デプン寺)

哲蚌寺(デプン寺)は、ラサ市から約10キロ離れたガンポウツェ山の南の斜面に位置しています。「デプン寺」とも呼ばれる、ラサ中心部の北西9kmにある寺です。1416年にツォンカパと弟子が創建し、ゲルク派三大寺院の中で最大規模を誇り、色拉寺と並ぶ学問寺として多くの僧が学びました。ゲルク派の開祖ツォンカパの弟子ジャムヤンチュージェタシーパルデンによって建設された哲蚌寺は、チベット仏教の最大寺院で、解放前、一万人を超えた僧や141箇所の荘園、540箇所余りの牧場を誇っていました。

デプン寺はスケールが広大で、山々は次々と立てられた白い建築群に覆われているため、遠くから眺めると、巨大な米の山に見えることから、「デプン寺」と名づけられました。「デプン」はチベット語で、「白い米が高々と積んである」の意味で、繁栄を象徴しています。デプン寺はゲルク派にとり、最も地位の高い寺院です。

デプン寺には数え切れない文物や古文書が収納されていて、金堂によって、各時代の仏像が置かれています。それぞれの仏像は生き生きとしていて、厳密に構成されているため、チベット地域の彫塑工芸の技術の極みが伺えます。各金堂には、有力な線で描かれた鮮やかな壁画が見られます。このほか、デプン寺には仏教の経典が多く、例えば、ツォンカパ及びその弟子が著した何百冊にも上る仏教経典の写本などが重宝されています。これらはすべてチベット族人民の労働の結晶で、チベット地域の歴史や宗教、芸術などを研究するために、極めて重要な価値があります。

「ショトゥン」祭りの場所
ショトゥン祭の当日―チベット暦の6月30日の朝、デプン寺を中心に巨大な仏画「タンカ」が展示されます。それに続き、チベット劇が演出され、いかにも僧俗がともに喜ぶ祝日です。デプン寺で行われる行事は割りと多く、仏教にまつわる記念日やチベット暦の十五日や大晦日などの吉日になる度に、それぞれの行事が行われます。また、僧俗がともに祝う活動もあります。その中で、一番盛大なのは「デプンショトゥン」と呼ばれる祝日です。「ショトゥン」はチベット語では「ヨーグルトの宴」と言う意味で、元々宗教活動でした。仏教の戒に従えば、僧は夏場の数十日間、外出が禁止されていました。それが解禁の日まで続き、解禁の日には、俗の百姓が用意したヨーグルトで僧を労います。それ以後、ショトゥン祭の活動はより豊かになり、宗教活動が文芸活動と融合して、規模も拡大しています。

 

 

 

 

 


 




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