ホーム    四川観光    チベット観光      雲南観光      長江三峡      ホテル  
   

敦煌観光スポット

敦煌観光案内

敦煌市(とんこうし)は、中国甘粛省北西部の都市。酒泉市の管轄下の県級市です。かつてシルクロードの分岐点として栄えたオアシス都市であり、近隣にある莫高窟とそこから出た敦煌文書で有名です。歴史的な敦煌は現在の敦煌市と瓜州県を合わせた領域にほぼ重なる。かつてシルクロードの分岐点として栄えたオアシス都市。チベット高原の北端、川西走廊の西端に位置し、古くから中央アジアや西部への玄関口の役目を果たしてきました。

敦煌は、甘粛省の河西走廊の最西端に位置し、面積は3万1200平方キロ、古代シルクロードに位置する有名な都市です。タリム盆地、ゴビ、ツァイダム盆地に祁連山脈に囲まれたシルクロードのオアシス都市。紀元前には月氏や匈奴に支配され、前漢代には西域への軍事拠点として、西涼、北魏には河西四郡のひとつ「沙州」として栄えました。砂漠の大画廊として有名な「莫高窟」、かつての関所跡「玉門関」、「陽関」など数多くの見所が残されています。

今からちょうど100年前、敦煌莫高窟(ばっこうくつ)で第17窟(蔵経洞)が発見され、4世紀から11世紀の仏教経典、古文書、刺繍、絹絵、楽器・仏具などの文化財およそ5万点が出土し、20世紀における文化史上最大の発見のひとつとして注目を浴びです。しかしこれらが発見されたのは、清王朝末期の列強各国が台頭していた時代で、そのため蔵経洞の文化財の多くが国外へ持ち出されることとなり、中国の文化史上最も大きな痛手となりました。

敦煌に関する文献および敦煌の石窟の内容は極めて豊富で、非常に貴重なものであるため、中国の学者の注目を集めているだけでなく、熱心に研究を続ける外国人学者も多いです。20世紀には「敦煌学」が国際的な学問として成立し、20世紀の世界の人文社会科学分野でも特に大きな光を放っただけでなく、燦然と輝く中華文明を世界に広める役割を果たしました。この100年で世界は大きく変化し、アジアでは再び歴史ある中華文明が脚光を浴びています。敦煌芸術の秘宝は大切に保護され、莫高窟が世界文化遺産に登録されるなど、世界中の人々の注目と評価を集めており、各国からの観光客は年間数万人に上ます。

21世紀を目前に控え、中国では「敦煌芸術大展」が厳かに開催され、蔵経洞の文化財や優れた敦煌芸術が展示されています。蔵経洞文化財発見敦煌学成立100周年を記念するこの展覧会が、中華民族が残した優秀な文化遺産に対する各国の人々の理解促進に貢献することが期待されています。敦煌の文化遺産は世界の人々の注目を集めています。栄光ある中国古代文明を代表する敦煌文化は、中国と世界の宝です。

 

 


 


敦煌観光地図

敦煌交通道路状況

敦煌写真

敦煌ホテル

敦煌ツアー