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敦煌観光スポット

ヤルダン雅丹地質公園観光

敦煌ヤルダン国家地質公園(トンコウヤルダンコッカチシツコウエン)は中国甘粛省の敦煌の市街地から北西180キロメートルのところに在り、面積は398平方キロも有ります。風や雨水により、地表の柔らかい砂地が削られ、堅い岩石部分が残ることによって、形成されるヤルダン地形を見ることができます。東西25km、南北2kmにわたって風化した奇岩が不思議な光景を繰り広げていて、園内の奇岩には『モンゴルのパオ』や、『ラクダ』や、『石の鳥』や、『孔雀』や、『石人』や、『石馬』や、『石仏』や、『金の獅子がお客を歓迎』(金獅迎客)など言われるさまざまな形の石があり、見ごたえがあります。まったく大自然の力で造形したヤルダン地形、奇妙な岩が様々な形に織り成します。

古代のシルクロードでは、敦煌(トンコウ)から楼蘭(ローラン)へ行くには、この辺りを通過したと考えられ、夜になると、強い風が吹き、鳥肌が立つほど恐ろしい音が聞こえてくることから、この奇怪な景色を「悪魔が住む城」だろうかとして、その原住民や隊商はここを「ヤルダン魔鬼城」と称されることになりました。敦煌ヤルダン魔鬼城はユニークな砂漠の風景、さまざまな形の地質の奇観、昔話によって、大自然の秘密を探ろうとする勇気のある者たちを引き付けています。古代ロブノールの一地域だった敦煌魔鬼城は砂漠の平原地帯にあり、日照も十分あり、降雨量は少なく、蒸発量が多く、年中風が吹いています。約70万年前から泥砂堆積物によるヤルダン地形の岩石を目にすることができます。灰色、利休色と黄土色を呈しています。古代盆地の果ての局部的地域に数多くの虫跡の化石があり古代河川と湖沼の特色があります。

敦煌ヤルダン魔鬼城は張芸謀監督の映画『英雄(HERO)』のロケ地として、一躍有名になった場所です。日本人のお客様も、中国人のお客様も、敦煌旅行の際、是非訪れる魅力的な観光箇所になりました。