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成都の茶館文化
   


古くから茶樹の人工栽培が行われた四川では、喫茶の文化が千年以上続いてきました。天気がよければ、成都人は朝から夜まで、一日中のんびりと茶館で過ごすことができます。特に四川省の省都である成都では、繁華街には茶室、路地裏には茶屋、公園には茶座(青空茶館)、大学には茶園があるといったように、至る所に茶館があります。

蓋碗茶(がいわんちゃ)
蓋碗(がいわん)とは上に蓋、真ん中に茶碗、下に茶托がある伝統的な茶器です。この3つの部分がそれぞれ天、地、人を象徴し、その調和がとれた状態を意味するので「三才碗」とも呼ばれています。

竜門陣(りゅうもんじん)
「竜門陣」は四川方言ではおしゃべりの意味です。「?(ばい)」とは中国語で「敷く」という意味で、「?竜門陣」は何人かが集まっておしゃべりをすることを意味します。この言葉の由来は唐代の名将である薛仁貴が敷いた布陣に遡ります。明清時代に、四川の民間芸人が講談で最も取り上げたのが薛仁貴の話だったので、「?竜門陣」という言葉がだんだん「雑談」の意味になりました。